4月16日、九十九里浜北部のシギ・チドリ類調査に行ってきました。およそ3年ぶりのみにクルです。

今回の参加者は、SさんとSさんの2名。
調査は、九十九里浜北部、飯岡海岸、矢指ケ浦で行いました。

曇りで風も弱く、観察はしやすい天候なのですが、沖の方は海霧?でよく見えません。陸側に霧が来ないように願いつつ調査を行いました。
観察できたシギ・チドリ類は以下のとおり。
ダイゼン 1
コチドリ 4
シロチドリ 14
メダイチドリ 51
チュウシャクシギ 1
イソシギ 1
キョウジョシギ 1
ミユビシギ 6
ハマシギ 2
期待していたミユビシギ、ハマシギは少なめでしたが、メダイチドリが群れで休息しており、みんなでカウントすることができました。

他の鳥としては、ヒバリ、セッカがあちこちで囀っていたり、一方でまだクロガモが見られたり、港にアカエリカイツブリがいたりしました。
また、九十九里浜で初めてガビチョウを確認しました。。。
ところで、今回、Sさんの装備が面白かったので紹介したいと思います。
三脚に合体するバックパックです。

シギチを見に行きたいけど、望遠鏡は重くて持つのが大変、とか、小型の望遠鏡、三脚でも、肩で担ぐと、肩にあざができてしまう方、いませんか?肩ではなく、このようにバックパックと一緒に背負えば、あざを作らずにすみます。両手が自由になりますし、歩いての移動も楽だそうです。デメリットとしては、バックパックの容量が少なめなことと、大型の望遠鏡だとバランス悪くなりそうな気がすることでしょうか。
ネットで調べると何種類か同様のものがありますが、これはおそらく、「Visionary- Viewpack Tripod Carrying System」という海外の製品のようです。ちなみにSさんの望遠鏡は、コーワ TSN-554 PROMINAR フローライト(直視型)です。
望遠鏡を担ぐのが大変、という方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。