2020年01月31日

日米露のハマシギワークショップ(守屋)

宮城県の伊豆沼で開催された日露の渡り鳥条約会議にアドバイザーとして参加させてもらいました。内容については別途環境省から報道発表があると思います。その前日に日米露の関係者が集まって東アジア地域のハマシギ調査についてワークショップを行いました。
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ハマシギWSの様子

お互いのハマシギの現状や意見の交換を行い、協働して調査を行っていくことを確認しました。トラッキング、バンディング、モニタリング調査を軸に、亜種や季節移動、繁殖地・中継地・越冬地それぞれの地域での行動や生態、環境について調査を進め情報交換を行い、保全に活かしていくことが目的です。また5月に開催される韓国のサイエンスミーティングでワークショップを行い、中国や韓国、ベトナムなどの関係国についても輪に入ってもらえるように働きかけます。

現在、日本のシギ・チドリ類は減少し続けています。
日本ではハマシギは冬期の干潟の優占種であり、この種を保護することにより干潟の保全につなげていくことが期待できます。
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冬期のシギチドリの変動(2000-2017年)


会議後のエクスカーションで志津川湾のコクガンを見てきました。町はまだ復興のただなかにありましたが、海の中のアマモなどは復活しているそうで、それを餌とするコクガンも増えてきているそうです。
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コクガン

志津川湾は、暖流と寒流がぶつかる場所で興味深い生物相を擁しています。環境省のビジターセンターや町立のネイチャーセンターなども整備されつつありますので、ぜひ訪れてみてください。

posted by ばーりさ at 16:23| 活動報告

2020年01月30日

越冬ヤブサメを観察 椎葉村調査2回目

椎葉村のモニ1000準コアサイトの越冬期2回目の調査に行ってきました。

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風も弱く良い天気の中調査ができました。
オオアカゲラやアカヤマドリも見られて楽しい調査でした。
まだアトリやイカルの群れも飛びまわっていました。里は鳥が少ないと,先週の熊本の報告会では話題になっていましたが,山からまだ下りてきていないのかもしれないですね。

行き帰りには越冬分布調査もしてきました。九州では越冬しているというヤブサメ,1か所で(それらしきのを別地点でも)確認できました。繁殖期と似た下草の茂ったスギ林でした。ちょこっと探して見つかるのですから,けっこう越冬しているんですかね。情報お持ちの方お知らせください。

帰りに鹿児島新名物らしい「わっぜえか丼」を食べました。黒豚しばりがあるだけで,いろいろなタイプがあるようですが,これは洋風カツ丼っぽいものでした。

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posted by ばーりさ at 22:12| 活動報告

2020年01月28日

【みにクル】九十九里浜北部でシギ・チドリ類調査(奴賀)

1/27、九十九里浜北部のシギ・チドリ類調査に行ってきました。

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今回の参加者は、海辺の鳥の調査・研究中の大学生のKさん。

天気は曇りで夕方からは雪の予報も出ていたので、たまに吹く風は冷たかったのですが、海は比較的穏やかでした。
観察できたシギ・チドリ類は、ミユビシギ、ハマシギ、シロチドリの3種。個体数は少なかったです。

所々で防潮堤の工事が行われており、いつもの調査地点に行けない場所もありました。

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工事箇所付近は一時的に砂浜面積が少なくなったりしますが、
九十九里浜全体を同時に工事するわけでは無く、工事をしていない砂浜の方が広く存在しているので、砂浜の鳥たちの避難所は確保されているはずです。

シギチ以外では、海が穏やかだったので、海上のカモが観察しやすかったです。
クロガモ、ビロードキンクロは砂浜近くでも観察でき、その他、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、シノリガモなどなど、いろいろ浮いていました。
そういえば、ヒバリのさえずりや、ホオジロのさえずり気味の声も聞こえました。

でも一番良かったのは、

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タヌキに出会えたことでした(笑)
野外に出ていると、鳥以外にも予期せぬ出会いがたまにあります。
posted by ばーりさ at 14:17| みにクル報告

2020年01月25日

1月25日中央公園調査報告

穏やかな暖かい朝。
シメの鳴き声がユリノキの並木から聞こえてきます。
ただ、昨冬に比べるとこの時期でも冬鳥たちは少なめです。

大池も定期清掃の準備中。
排水が始まったようで、池の水位も低くなってきました。
8月から毎回愛らしい姿を見せてくれたカイツブリ。
今日は姿がありませんでした。
水位が低くなったせいかもしれません。

日本庭園ではエナガやシジュウカラ、メジロが群れていました。
都市公園の良さは間近で小鳥たちをみられること。
今朝も目の前でサザンカの蜜を吸うメジロが見られました。

3羽で追いかけ合っているのはシジュカラ。
1mほどのところを猛スピードで通過。
ぶつかるかと思うほどでした。

木々の枝には愛らしいエナガたちの姿が。
10羽の群れのようです。

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     (枝先で採食するエナガ)

この公園ではエナガはよく見られる鳥のひとつです。
しかし、この調査を始めたころはほとんど記録されませんでした。
下の図は、2003年から昨年度までのエナガの年ごとの記録率の推移です。

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  (2003年度から18年度までのエナガの記録率の推移)

2008年ごろまでは記録率はせいぜい0.3程度でした。
しかし、徐々に記録率が増加し、最近では記録率が0.7に届くほどです。
2009年以降は繁殖も毎年確認されています。
こうした傾向は、別の小規模な都市公園でも記録されています。

周囲の平地林が減少し、市街地へ出てきたのでしょうか。
それとも公園の樹木が成長したせいでしょうか。
愛らしい姿が身近にみられることに喜ぶとともその理由が気になります。

来週は早くも2月です。
エナガも群れを解いてつがいで行動しはじめる季節。
今年も公園内で営巣することでしょう。
昨年は失敗しヒナは観察できませんでした。
今年はぜひ成功してほしいものです。

参加者:4名 記録種数:22種 記録個体数:172羽
次回は2月1日午前7時からです。担当:BR平野






posted by ばーりさ at 12:17| みにクル報告(宇都宮)

2020年01月21日

大久保農耕地で冬期シギ・チドリ類調査(守屋)

冬期のシギ・チドリ類調査は12月から2月末までです。今日は、みにクルも兼ねて3名の参加者でカウントしてきました。

いつも利用する秋ヶ瀬公園の駐車場は、昨年の台風19号の影響を受け閉鎖中でした。荒川河川敷はまだ利用できない施設がかなりあるようで、整備に時間がかかるようです。

堤防内側の乾燥した水田には、ドバト、スズメ、ミヤマガラスの集団が採食していて目につきました。あまり湿ったところがなく、あってもハクセキレイのみ。タゲリの群れなども観察できるのですが今回はいませんでした。(時間外にタゲリらしい個体が1羽いたそうです)

堤防外側の水田は泥が河川から入っているようで、道路も通りにくくなっていました。
VjZZV-OU.jpgPhoto by M.J.

湿田の多い地区で、やっとタシギを5羽確認しました。オオジュリンもヨシが倒されていて少なく、猛禽はトビのみ、また今回は驚くほどサギ類が少ない状況でした。タイミングが悪かったのか。泥をかぶって採食できないのでしょうか?こういう時は複数回見た方がいいですね。

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富士山は遠くに美しく見えていました。
posted by ばーりさ at 18:26| 活動報告