2019年08月24日

中央公園8月24日調査報告

数日ぶりの晴れ。
それでも早朝の気温はだいぶ低めで気持ちの良い朝です。
集合場所の沈床池は数日前から清掃中です。
そのためか、久しぶりにセグロセキレイが採食に来ていました。

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       (清掃中の沈床池)

早くも8月下旬です。
しかし、ケヤキのササゴイの巣にはまだ小さなヒナたちが...。
ふ化後数日の巣、ふ化後14日と調査を始めて以来初めてです。
巣立ちしても無事生き残れるのか心配です。

公園の池のカルガモは5羽だけでした。
先週は9羽。
昨年の同時期には30羽が記録されていました。
激減です。
今年は頻繁に池の清掃が行われているためでしょうか。
それとも西側の住宅地の造成のせいでしょうか。

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    (換羽中で風切羽のないカルガモ)

今朝は久しぶりにエナガの群れが記録されました。
6月1日以来です。
センダイムシクイが1羽混じっていました。
山から下りてきたのでしょう。
予想通りの記録です。

数週間前まで当たり前のように飛び交っていたツバメ。
先週から記録されなくなりました。
木々で鳴くセミたちの声にツクツクボウシが多くなってきました。
秋ももうすぐです。

参加者4名 記録種数13種 記録個体数53羽
次回は8月31日午前6時からです。担当:BR平野



posted by ばーりさ at 12:10| みにクル報告(宇都宮)

2019年08月23日

農業とシギ・チドリカウント(守屋)

秋期のシギ・チドリ類調査が8月から始まっています。

私も関東近辺で数か所カウントしていて、印旛沼周辺の水田地帯に行ってきました。
この辺りは千葉県全体の15%の水稲生産があるそうです。
調査サイトは約9平方キロの水田地帯です。一部は稲刈りが始まっていました。
かなり密植されていたので、おそらく転換作物である飼料用稲のようです。大きく穂をつけていました。

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イネ生育中の水田ではシギチの利用はあまりありません。休耕田や刈り取った後の圃場や畔を重点的に探します。
休耕田は1区画だけあり、コチドリやタカブシギを観察することができました。

生育中の水田でも一部に開放地がある水田ではタマシギがひょっこりいました。
普段は草むらにいるのでラッキーでした。
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こういう一部に開放地を作ることは農法的には水を温めたりする機能があるのでしょうか?
水田の一部を数列開けている水田にはシギもやってきます。

農地を有効に活用することと、農業をしないで水鳥の生息地として水を張った場所を用意することは、相反するのですが、農法と鳥の生態を上手く組合すことができないものかと思います。何しろ日本には水田は限りなくあるので。

また草ぼうぼうの放棄水田もあり、転換作物への補助があるといっても担い手の不足はどうしようもないところもあるようです。このような場所も生態系保全に役立てる場所にできないかと思うのですが、人手や資金など持続性をどう担保していくかという所が、難しいところです。



posted by ばーりさ at 10:59| 活動報告

2019年08月17日

8月17日中央公園調査報告

今朝は昨日の台風10号のせいでしょうか。
やや気温も低く、過ごしやすい朝です。
青々と茂った木々の葉が少し爽やかに見えます。

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   (青々と茂ったユリノキの並木)

ただ、鳥たちの姿は少なめです。
元気なのはハシブトガラスばかり。
鳴きながら木々の枝から飛び立ちセミを追いかけています。

しかし、ハシブトガラスも以前ほどでなくなりました。
2013年や14年ではこの季節60羽以上が記録されました。
しかし、次第に減少傾向に…。
今年は8月上旬で32羽でした。
さらに8月中旬の今朝は19羽。

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(2013-14年と2018−19年のハシブトガラスの記録個体数の比較)

2013年から始めたセミ穴のカウント。
2013年や14年よりここ数年は半数以下です。
さらに、アブラゼミの抜け殻も以前ほど多くないようです。
とすると、ハシブトの減少はセミが減少したためかもしれません。

今朝はシジュウカラやツバメは記録されませんでした。
キジバトやヒヨドリも1羽のみ。
この季節、鳥たちは換羽の時期で動きが鈍くなっているのでしょう。

じっと我慢の季節です。

参加者:8名 記録種数:9種 記録個体数:39羽
次回は8月24日午前6時からです。担当:BR平野







posted by ばーりさ at 12:20| みにクル報告(宇都宮)

2019年08月16日

皇居のお濠。水草がアオコを防いでいます。

皇居のお濠では近年、水草が増加していて、冬になると水草を食べるヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモが増えています。ハシビロガモは植物プランクトンを食べるのかと思っていましたが、水草もしきりとつついて食べていました。キンクロハジロが減っているのは水草のせいで潜水しにくくなったのか、それとも水がきれいになって餌の底生生物が減ったせいでしょうか?

グラフは1月のカモ類の数。環境省のガンカモ類の生息調査(ガンカモ一斉調査)より。調査対象ではないので数の変化は分かりませんが、水草食のオオバンもたくさんいます。
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皇居のお濠で水草を食べているヒドリガモとハシビロガモ。右の端っこにコガモ。
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それから、水草は冬場にカモの餌になっているだけでなく、水中の栄養分を吸収してくれるので夏にアオコ(植物プランクトンの大発生)が起こりません。

水草がある濠は、このように水が澄んでいます(2019/8/12撮影)。しかし水草を刈らないと、腐ってふたたび養分が水中に戻ってしまうでしょう。カモが水草を食べることは、水草が吸収した水中の養分を濠の外へ循環させる役に立っています。
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水草がない濠では、このとおり水が緑色。
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近づくと、アオコの粒子が見えます。
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posted by ばーりさ at 18:11| 活動報告

2019年08月12日

Strix 35巻

Strixの35巻を寄贈いただきました。
ありがとうございました。

今回の掲載論文のラインナップは以下の通り。

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全国鳥類繁殖分布調査の担当としては,いくつかある繁殖記録が気になり,文献記録として分布図に反映するように登録しました。

まだ,日本野鳥の会のホームページには購入の案内がでていませんが,近々購入できるようになると思いますので,興味のある方はチェックしてみてください。

posted by ばーりさ at 17:33| 書籍紹介